• しゅーたん

トランスの作り方 その2 ~そして輝くSuperSaw~

ハイッ!どうも、しゅーたんです。

今回はトランスの花形である、"SuperSaw"の音色を作って行こうと思います。


早速ですが、このようなフレーズを打ち込んでみました。

このフレーズをシンプルにノコギリ波(SawWave)で鳴らしても、こんな感じでシンプルな機械音っぽくてトランシーではないので、ノコギリ波を7音重ねて40%デチューンさせて、

このようなパラメーター設定でアタック感を強調すると、このような音色になります。

一気にSuperSawっぽくなりましたね。


このままだと少し音が軽い気がするので、オクターブ下に音量控えめでユニゾンさせると、こんな感じに音が太くなります。


だいぶ良い感じになって来ましたが、トランシーさが足りないので、ここにピンポンディレイとリバーブを掛けると、こんな感じになります。

これで、しっかりとトランシーなSuperSawの音色が出来ました。


この音色を、前回作った音の上に重ねてシンセパッドを加えると、このような感じのトラックになります。


フィルターを開きっぱなしで鳴らし続けるのも良いですが、フィルターを徐々に開いて行くと、曲の展開としても使えますし、トランスらしさが強調されます。

フィルターのオートメーションを書いてフィルターを徐々に開くと、こんな感じになります。


もちろん、SuperSawの音色にこだわらず、様々な音色をリード音に使っても良いのですが、まずはオーソドックスなSuperSawの音色の作り方をまとめたいと思います。

1.ノコギリ波のボイス数を増やす(多めのボイス数が理想)

2.リトリガーを外しデチューンを掛ける(個人的な好みは40%前後)

3.2つめのオシレーターでも同様の設定をし、オクターブ下でうっすら鳴らす。

  (必ずしも必須ではない)

4.ピンポンディレイとリバーブを掛ける。

このような感じで音色を作成すると、太さと派手さが伴ったSuperSawの音色が完成します。

オクターブ上にもユニゾンしたり、オクターブ下のユニゾンを矩形波に変えたり、サイン波を重ねたりなど、ここから更に創意工夫で音作りをするのも良いと思います。

海外のHowTo動画でシンセを複数台使ってSuperSawの音色を作っている動画があったので、常識にとらわれず、様々な発想をした方が楽しいですし、新たな音色に出会えるきっかけになると思います。


音を重ねる方向に思考を向けるのも良いと思いますが、このようにボイス数を減らすとオールドスクールなリード音になります。


Sylenth1は同時発音数が増えても動作がかなり軽いので、Tranceを作る際にオススメのソフトシンセです。

SuperSawの音色を作る為だけにSylenth1を複数台立ち上げても、問題なく動作してくれると思います。


いかがでしたでしょうか?

キックとベースとシーケンスの上にSuperSawの音色が重なるだけで、だいぶトランスっぽくなったと思います。

SuperSawの音色にこだわらなくても、ピンポンディレイとリバーブが掛かったリードとシンセパッドが加わるだけで、だいぶトランシーになりますね。

このような、トランシーな世界観や空感美が大好きです。

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